代表者挨拶

 金森建設株式会社、取締役会長金森次郎・代表取締役社長金 龍虎より皆様にご挨拶申し上げます。

北アルプスを守り・人を守る取締役会長 金森次郎

 昭和10年に土木工事業金森組として長野県の小谷村で創業して以来、私たちは地域の国土保全事業を中心に地域社会の発展と産業の振興に貢献して参りました。私たちが貫いてきたのは、迅速・丁寧・廉価の基本理念です。
 砂防工事は急峻な場所に多く、地形及び地域特異な気象条件に合わせた高度な技術・技能・知識・工法が都度必要になる為、それぞれの工事において社員一人一人の情熱と高度な防災工事(河川)の重要性が再認識されております。集中豪雨による河川氾濫や地すべり・土石流を未然に防ぐために、砂防堰堤・河川護岸等の土木工事に取り組んでいます。ドローンによる測量・レーザースキャナーによる3次元測量・3Dマシンコントロールによる無人化施工に積極的に取り組み、ICTの全面的活用を行っています。
 道路工事・公共下水道工事・公園工事等の社会インフラ整備にも貢献し、「安心して住める家」一般住宅から商業施設まで建築を行っています。
 安心・安全なエネルギーとして私たちはソーラーカナモリを立ち上げ太陽光発電事業も進めております。
 創業以来長年にわたって培かってきたノウハウを活かして北アルプスの広大なフィールドでインフラ整備工事を展開する中で、大北地域のさらなる発展のために次代を見据え社員の心を一つに集結し邁進する所存です。己の眼で事象を捉え、己の頭脳で思考する若人が十二分に力を発揮できる会社です。学んだ知識を当社で活かし、共に「北アルプスを守り・人を守る」事を願って已みません。

未来のために、
さらなる進化を求めて代表取締役社長 金 龍虎

 当社は創業以来、地域の皆様とともに歩んできた企業です。
今日に至るまで、着実に発展し続けることができたのも、お客様や関係者の皆様のご支援・ご鞭撻のおかげと謹んで御礼申し上げます。

 土木建設業を生業とし、地域に根ざして長野県大北地域の国土の強化と保全に努めてまいりました。また、昨今の災害や自然環境保護を考える中で、2013年にはメガソーラー事業を立ち上げ、自然エネルギーの有効活用にも取り組んでおります。

 令和の新しい時代となりましたが、私たちの暮らす長野県においても、大規模な自然災害を身近に感じることが多くなり、いままで経験したことのないような豪雨や酷暑、水不足などに一層の対策が必要になっています。自然との共生を地球規模の問題として捉え、地域における災害を未然に防ぎ、人々の安心・安全な暮らしを守ることが、私たちの使命であると考えております。

 また、国の施策として「Society5.0」の実現に向けた改革が進み、「i-Construction」をはじめとした、生産性向上や働き方改革に向けた取り組みが本格化しています。当社においてもGPSを使った測量や無人化施工などの新しい技術を積極的に取り入れ、正確で安全な工事を実践していきたいと考えております。

 いくつかの事業を通じて企業としての持続的な成長と企業価値の向上を目指し、郷土愛を忘れることなく、国土保全のために尽くしていくという強い気持ちをもって、社員一同、社業に誠心誠意取り組んでまいります。